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花ふきん1 野分
オリムパスから販売されている刺し子のキット、花ふきん布パックです。刺し子に挑戦してみたく思い、とっかかりとしてこちらのキットを選びました。
画像の柄は伝統柄シリーズの「野分(のわき)」。
野分とは「野の草を吹き分ける風」の意ということで、緑系のミックス色の糸を使用しました。
また、「秋から初冬にかけて吹く強い風」も意味するそうです。ある漫画においては「台風」の意で、キャラクターの名前に用いられていましたと記憶しています。
余談ですが、当初は野分と見たら艦隊これくしょんの陽炎型駆逐艦を連想しました。
彼女に抱いたイメージカラーが灰色と黄色だったのでその単色で刺そうかと考えたものの、行きつけの店舗に該当色が無かったため緑系での完成となりました。
今にして思えば今作はグラデーションの変化が刺している間も楽しく、見栄えも良いのでとてもよき一品となりました。
花ふきん2 角七宝
糸を切らずに編む連続モチーフを使って作りましたKindle用ポーチです。
モチーフを本体に当てながらぶっつけ本番で編み進めたところ、モチーフ数4×3のサイズで本体の面にジャストフィット。計30個のモチーフでKindleに合うポーチの形となりました。
四角いモチーフの四隅が繋がると円が出てくるのが特徴。
使っているのは細いレース糸ですが、玉編みを多用しているので液晶の保護にも一役買ってくれるはず。
Kindleの黒に艶やかな赤が映える、目に楽しい作品に仕上げることができました。
使用糸:不明。ユザワヤにて購入。(2玉)
使用針:かぎ針6号
参考資料:『糸を切らない連続モチーフ 55の模様と88のつなぎ方』
棒針編みの課題作品。メンズサイズの5本指手袋です。季節は考えないものとします。
模様は横糸渡しとカウチン編みで編み込んでいます。縁編みは1目ゴム編みをゲージ調整しながら折り返し。
真ん中の大柄は『モアナと伝説の海』よりマウイのタトゥーを参考。上下の小さな柄は雰囲気に合わせててきとうに当てはめたもの。てきとうに考えたにしては上手にできたかしらと自画自賛。
手のひら側には柄を続かせずに、模様と模様の間にあるラインだけ渡らせています。
また、手のひらのふくらみ(母指球)にフィットするよう、手首の編み始め位置から親指の付け根の間で増し目を行いました。
各指のラインはアクセント。糸始末の手間は増えましたが良い効果を出してくれました。
本作品をもって課題作品は当分おやすみの予定。しばらくは過去のブログ記事やTwitterで編む編むと言っていたものたち、課題を仕上げる過程で生まれたアイデアたちを形にしていきたいと考えています。
使用糸:Woolly(DMC) Col.076(2玉)
Col.01(1玉)
使用針:輪針6号、7号、8号
棒針編みの課題作品でVネックのワンピース。
当初は袖なしのデザインを考えておりましたが、糸の見積もりを誤り多く買いすぎたため急きょ長袖を付けました。
模様は伝統的なアーガイル模様。縦糸渡しでグレーのダイヤを編み、その上から朱の糸でメリヤス刺繍を行いました。
サイドダーツを入れておりますが幸いなことに丁度模様に障らず、綺麗なシルエットを出すことが出来ました。
ワンピースと銘打ったものの、思っていたより丈の長さが心許なくてボトムに頼ることになりそうです。詰めが甘い。
太い糸なのでダーツの効果が出るかしらと心配でしたが、目に見えてくびれてくれたので安心しました。
衿は2目ゴム編みのVネック。一方で袖と裾のゴム編みは1目ゴムで、ボーダーの入り方も変えています。
Vネックはそこに行きつくまでが少し大変ですが、編むのが楽しい技法だと思います。
我ながら綺麗に袖付け出来たので記念撮影。
余談ですが、袖付けの際にあの悩ましいまち針達を一本また一本と外していく瞬間が好きです。
参考作品
今回の作品は過去に編んだアーガイルのメンズベスト(ブログ未掲載)に似せて編みました。手編みを習うより前のこと、はじめて編んだ作品です。
こちらは編み物関係の書籍に掲載されていたものの1つだったと記憶しています。書籍名は失念。
久しぶりに太糸でサクサクと、気持ちに余裕を持って編むことが出来ました。袖付けは苦手としていた作業の1つでしたがやってみれば面白く、むしろ付けることになったのは僥倖でした。
最早今の季節に着ることはありませんが、秋頃になったら沢山着て出歩きたいと思います。
使用糸:メンズクラブマスター(ハマナカ)色番23(7玉)
色番51(2玉)
色番60(1玉)
使用針:棒針10号、8号、輪針8号
かぎ針編みの課題作。テーラードカラーのチュニックです。
衿は別編みです。
「ソウルクレイドル」というゲームの登場人物「ギグ」から着想を得て編んだ作品。
燕尾めいた裾と、ボディラインにフィットする細身のシルエット、浅い襟ぐりの再現に拘りました。
衿は存在感を際立たせ、かつしっかり立たせたかったので、身頃の透かし模様とは対照的な詰まった編地を使用しました。
非常に浅くデザインしたため製図や割り出しの段階で混乱することが多くあり、苦心した部分のひとつです。
衿と後ろ身頃は同じ模様です。背中心と脇にそれぞれダーツが入っているのでシルエットが顕著。
透かし模様を匂わせないかっちり詰まった編地を使うことにより、前身頃とのコントラストを上手く表現できました。
しかしながら1模様1cmに満たず2/0号針でひたすら細と鎖を編む作業はなかなか進みが遅く、今後2度とはやらないと固く胸に刻みました。
縁編みは全て細編み2段でまとめているのですが、どれだけ編み入れるかのバランスを未だに上手く掴めず歪んでしまったところも数か所。次作から改善させていきます。
ひとまず、自分が編みたいと思い描いたデザインをそのまま実行することができたので大変嬉しく思います。わがままを叶えてくださった恩師に感謝。
使用糸:コットンコナ ファイン(パピー) 14玉
使用針:かぎ針2/0号