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花ふきん1 野分
オリムパスから販売されている刺し子のキット、花ふきん布パックです。刺し子に挑戦してみたく思い、とっかかりとしてこちらのキットを選びました。
画像の柄は伝統柄シリーズの「野分(のわき)」。
野分とは「野の草を吹き分ける風」の意ということで、緑系のミックス色の糸を使用しました。
また、「秋から初冬にかけて吹く強い風」も意味するそうです。ある漫画においては「台風」の意で、キャラクターの名前に用いられていましたと記憶しています。
余談ですが、当初は野分と見たら艦隊これくしょんの陽炎型駆逐艦を連想しました。
彼女に抱いたイメージカラーが灰色と黄色だったのでその単色で刺そうかと考えたものの、行きつけの店舗に該当色が無かったため緑系での完成となりました。
今にして思えば今作はグラデーションの変化が刺している間も楽しく、見栄えも良いのでとてもよき一品となりました。
花ふきん2 角七宝
疋田雅子先生(ダイヤモンド毛糸)の講習を受ける機会を得まして編んだベスト。
今年登場した新色の春夏糸、ダイヤミオ<パレット>に合わせてデザインされたウェアだそうです。
こんなにカラフルでいて、使っている糸は一色のみ。発色の良さと上品な光沢が魅力的な、編み易いテープヤーンです。ころころ色が変わって、見て良し編んで良しの楽しい一品。
今回私が使ったのは緑色ですが、その他にも青、黄、赤など豊富な色彩で全7色揃えられています。
前身頃の脇裾から編み進めていきます。ほとんど糸を切らず、また、切った糸端も編みくるめていけるので糸始末がとても楽。
縁編みや脇とじを含めて、鎖編み、細編み、長編み、引き抜き編みのみで編めるので、初心者の方でも簡単に編めます。
縦横に編みつなげていく様がパズルのようで、編んでいてとても楽しかったです。
肩はぎはありません。前脇裾から肩の部分まで編み上がってきたら、そのまま後身頃を編み下げていきます。
身頃を編み終えたら引き抜きと鎖の脇とじをし、縁編みを編んで完成。
身頃を編み終えたところと脇とじ、縁編み、仕上げの各段階でアイロンをかけているのですが、アイロンセットがとてもよく効く糸だと思いました。パリッと仕上がるイメージ。
また、テープヤーンにしてはねじれがそんなに気にならない印象を抱きました。糸にハリがあるのと元々細めなのとで、ねじれたまま編んでも目立たないように思います。
疋田先生曰く「気にする方がいらっしゃいますが、ねじれはなるだけ直さないで編み進めちゃってください」とのこと。
編地はしっかりしていながら軽くて柔らかみがあり、涼しい季節にぴったりだと感じました。
使用糸:ダイヤミオ<パレット>(ダイヤモンド毛糸)
使用針:かぎ針4/0号
参考資料:『2017 Spring&Summer ポプラ講習会編図集 ダイヤモンド毛糸』